ブラジル国内トップ5規模の銀行であり、最大の独立系投資銀行であるBTG Pactualは、ドバイを拠点とする資産運用会社Dalma Capitalとチームを組み、Tezosブロックチェーンを利用した10億ドル相当のセキュリティートークンを販売することを計画しています。
両社の将来の取引パイプライン確立のための契約には、2月に発表されたReitBZのトークン化された不動産の提供や、従来のさまざまな投資や代替投資も提携の対象になるといいます。
STOを率いるBTGのパートナー、アンドレ・ポルティリョ( Andre Portilho)氏は、銀行はプロトコルやテクノロジーにとらわれず、Ethereumプロトコルを引き続き利用するとしたうえで、「我々はTezosを資産トークン化のための堅牢で、安全ななブロックチェーンを備えたグローバルプレーヤーとして見ています。」と本計画の核となるTezosについて言及しました。
セキュリティをはじめ課題はありつつもこと、銀行が信用するほどの地位を得ているブロックチェーン技術の例として今後も観測が必要でしょう。