アリゾナ州立大学は、地域のコミュニティ・カレッジと協力して、学術記録のデータ共有を革新するためにブロックチェーンを利用することを計画しています。
大学はクラウドソフトウェア企業のSalesforceとその中央企業部門であるEdPlusとの提携により、ブロックチェーン方式の学生データネットワークを開発しています。これは、コミュニティーカレッジから転校する学生が、高校の卒業証書と1人前の学士との中間の資格であるアソシエイトの学位を取得するのに十分な単位を既に取得しているかどうか、つまり大学での学習に足る人物がどうかを調べることを目指しています。
EdPlusの最高技術責任者ドナ・キッドウェル(Donna Kidwell)氏は、学生の学位習得のための道を支援する考えのもと作られたしものだと語りました。その上で、このシステムは学習におけるデータの評価と共有を改善することを目的としており、学生が学習のための完全な認定を受けられなくなるのを防ぐためだといいます。
大学での評価や教育分野での活用が増えてきているブロックチェーン技術ですが、その流れは高等教育にまで広がりつつあります。