世界経済フォーラム(The World Economic Forum, WEF)は7月16日、ブロックチェーン・アプリケーションの利点を評価するためのガイドをプレスリリースで発表しました。
この文書は、コンサルティング会社アクセンチュアと共同設計で設計されており、79のブロックチェーン・プロジェクトの評価と、13の業界にわたる550人のグローバルな調査に基づいた、企業がブロックチェーン技術運用をする際の6つの推奨事項を提示しています。
WEFでブロックチェーン部門の責任者を務めるシーラ・ウォーレン(Sheila Warren)氏は、前回の報告書でブロックチェーン展開はそれ自身が目的になってはならないとしており、今回の文書の目的を「数ある技術の中からブロックチェーン技術を適用する際のガイドラインの提供」であることと語りました。
ブロックチェーンは私たちに多くの利点をもたらしますが、同時に技術を扱うことに潜む危険性を検証し続ける必要があるでしょう。