ロンドンに拠点を置く銀行・金融サービス会社のStandard Charteredは、中国を拠点とするサプライチェーン・ファイナンス・サービス・プロバイダーLinklogisとの提携し、初めてのブロックチェーンを使ったサプライチェーン・ファイナンス取引に成功したと発表しました。
本取引で使用されたLinklogisプラットフォームは、中国インターネット大手Tencentのブロックチェーン技術に基づいて開発されたWeQChainと呼ばれるプラットフォームが関与していると報じられています。
アジア、アフリカ、中東のビジネスに重点を置いた同社の顧客がこのプラットフォームを適用することで、中国を拠点とするプロジェクトへの投資のために透明性を高め、クレジットへのアクセスコストを最適化することを目的としているとのことです。
Standard Charteredの中国商業銀行部門の責任者であるXie Wen氏によると、Linklogisと協力し、ブロックチェーン技術を採用することで、顧客は競争力を維持できるといいます。