ブロックチェーンで記録された初の出生証明書がブラジルで発行されました。
IT企業のGrowth TechはIBMと提携して行われたこの試みは、両親をこのプロジェクトに参加する病院に招待し、一元化された登記所を必要とせずに、ブロックチェーン技術で出生証明書を記録することを可能にしました。
グローステックのブロックチェーン技術が使われているNotary Ledgersプラットフォームでは、バーチャル公証サービスも提供しており、子どもの登録プロセスは5分もかからなかったといいます。
ラテンアメリカにおけるIBMブロックチェーンリーダーであるカルロス(Carlos Rischioto)氏は、子供の登録方法を、同病院がする出産状態の記録、両親のプラットフォーム上でのデジタルアイデンティティを作成、役所への情報の送信の3段階を経て公証人となることを説明し、「このプラットフォームによって出生登録局(役所)がより効率的で透明性のある記録ができる」と語りました。