世界銀行は、リオデジャネイロで、14歳から24歳の若者を対象とした金融リテラシー、コンピューター・プログラミング、ブロックチェーン・テクノロジーに関する無料コースを開いています。現在は120人が参加しているとのことです。
犯罪が多発し、社会から取り残された地区の意欲的な開発者コミュニティにサービスを提供するために、世界銀行はMakerDAO、BancoMaré、リオデジャネイロ連邦大学、ブラジルの教育スタートアップBlockchain Academyなどの多くの組織と提携していました。今回のコースは、提携の結果が形となって表れたものです。
雇用の機会を与えることを最終目標としたこのコースはで、ウェブプログラミングの基礎、Ethereumベースのスマート契約を作る方法、Hyperledgerなどについて少し学び、コース終了後はより具体的なキャリアをイメージできるようになるといいます。
世界銀行、MakerDAO両社はこのプログラムはパイロットプログラムと呼んでおり、参加者からのフィードバックが雇用機会の獲得に役立ったことが証明されれば、来年拡大することを望んでいるといいます。
大学などの標準化された教育以外の場における先進技術を学ぶ機会は、世界中でも希少であることは間違いありません。